教職員も民間の常識・感覚を

教職員も民間の常識・感覚を

前回、本紙面上で今年度、文教常任委員会に属する私の最大テーマは「公教育の復権」と宣言しました。

その一歩として取り組むべきは「教職員のコモンセンス=常識・良識の習得」。そこで6月14日・17日の同委員会では、この点を中心に質疑・発言しました。

スーツにスニーカー?

今春、ある県立高校の入学式に出席しましたが、そこでのスーツ姿の教職員の足元が「派手な色のスニーカー」。節目の公式行事には、常識的に「革靴やパンプス」です。すぐさま校長に苦言を呈しました。高等学校は「社会に送り出す準備の場」ですが、多くの教員には民間での社会経験がありません。やはり教員にも民間社会人の感覚や社会常識の習得が必要です。その上で生徒には実社会の過酷さ、働くことの厳しさを教え、知らしめるべきです。

甘い「採点ミス」処分

昨年度、県立高校の入学試験での採点ミス多発と、答案用紙廃棄が発覚。県には補償費用の負担も発生します。これに対し、これまでの関係教職員への処分は甘過ぎる内容です。もし民間企業での事案だった場合、非常に厳しい処分になります。県民に示しのつく、厳正な対応を求めました。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL