スポーツ環境拡大のため、学校のグラウンドに照明設備を

スポーツ環境拡大のため、学校のグラウンドに照明設備を

本県では、新たなスポーツ推進計画において、「誰もがいつでも、どこでもスポーツに親しめる生涯スポーツ社会」の実現を基本目標としています。しかし、現実のスポーツ環境は劣悪で全国ワースト3位。掛け声だけで「やる場所」が極めて少ないのです。そこで先月の文教常任委員会で、スポーツ環境の拡大について、県立学校施設の夜間開放を焦点に質疑しました。

本年度、県立学校でスポーツ施設を開放しているのは159校。これが夜間(18時以降)だと84校。さらにグラウンドは6校しか開放していません。

都市部において、新たなグラウンド用地の確保には莫大な予算が必要です。しかし、利用時間を拡大するための照明設備の設置であれば、低予算でスポーツ環境が向上します。LED照明を導入し、特性を活かした設計をすれば、近隣への配慮も可能です。

当局でも「夜間の施設開放はスポーツ振興に資する」とし、各学校長に対し積極的に促すとしています。

企業等の体育施設は夜間も利用可能。それはニーズがあるから。もちろん近隣への配慮を大前提に、既存の学校グラウンドへの照明設備整備は、低予算でスポーツ振興を図れるため、積極的に進めるべきです。

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