女性と財産を守る態勢が実現

女性と財産を守る態勢が実現

 本紙・先週号の記事にあった通り、大規模災害時の治安悪化から地域住民の「財産」と「女性」を守るための自警組織=『おどりばキャッツ』が発足しました。

 この発端は、私が3年前の県議会の文書質問で「被災地は治安が悪化する。特に停電の長期化が危険。災害時に相次ぐ空き巣や略奪、さらに女性が被害者となる犯罪を未然に防ぐ対策が必要。」と提案したことを、地域の皆様にお伝えしたこと。もともと防災・防犯意識の高い地域の方々だったために、間もなく組織化の準備がはじまりました。

 この組織の特徴は、現役でプレーするスポーツチームや団体が中心を担うこと。また、災害時対応の防犯体制も県内初の取り組み。これらが評価され、県の「地域連携モデル事業」に認定されました。大規模災害という有事の治安悪化対策には、屈強な男性たちの協力が不可欠なのです。

 今回は汲沢1〜8丁目と、戸塚町・汲沢町の一部をカバーする態勢ですが、これは「はじめの一歩」です。いずれ戸塚区全域〜全県下を守れるように、と考えています。各地域の皆様と一緒に構築出来れば幸いです。