本気でウィズコロナに臨め

 ウィズコロナ時代において社会経済を活性化させるには、しっかりと感染防止対策を行った上での安心感が必要。例えば、アクリル板等での遮へいは飛沫には一定の効果はあるものの、しかしエアロゾルには効果薄です。コロナの感染対策の急所は空間対策であり、その安心感が実感できる対策の充実が肝です。

 県では過去2年間、事業者が空間対策の設備・機器の購入には補助を行いましたが、R4年度は打ち切られたため、私は5か月前の予算委員会で抗議。しかし覆らなかったため再度、先月の議会で質疑しました。

対策に終わり無し


 空間対策は日々進化しており、1〜2年前と比較しても、機能やレベルが大幅にアップした設備機器が次々と開発されています。そのような新しい技術・機器を対象とした補助を行うべきと訴えたところ、県は「新しい技術や機器等に対する補助については、今後の感染状況や毒性の変化、また変異株に対する有効性などを勘案しながら、支援の必要性を判断する」と、やや前向きに変化しました。

知見集めも使命


 さらに提言したのは、県職員が勉強するための時間と予算を確保すること。本を読んだり展示会やセミナーに参加するなど、勉強し知見を集め情報収集するには時間もお金も掛かります。民間事業者が実際に行っているコロナ対応についても、県の担当職員が現場を見て歩く時間すらないのが実情です。県職員に対して「最新の市場動向調査と現地調査」のための「予算と時間」を与えるよう求めました。現況を知らずして仕事になる訳がありませんから。

タウンニュース戸塚版