こうのとり条例(愛称)を本会議提案
H23年第1回定例議会・本会議で、「神奈川県不妊治療支援条例(案)」を提出。北井が本会議で提案説明を行いました。
平成21年に、北井がチームリーダーとして不妊治療支援プロジェクトを立ち上げて以来、念願の条例提案でした。
愛称は「こうのとり条例」。
現在でも、子を望むカップルの約1割、全国で約50万人の方々が不妊症と考えられております。不妊治療は、精神的苦痛・時間的制約・経済的負担が非常に大きい。にもかかわらず社会的な理解度は低い。よって、治療を断念せざるをえなかったり、離職を余儀なくされたり、というケースが後を絶ちません。そしてまた、不妊症そのものも一般に正しく理解されていません。あくまでも個人の意思の尊重の基に、不妊治療を受けやすい環境の整備が目的です。この後、厚生常任委員会に付託をされ、他会派からの質疑に対し、今度は北井が答弁者。そして議案の採決は、震災3日後の定例議会最終日・平成23年3月14日の本会議。しかし残念ながら否決されてしまいました。
引き続き取り組みます。