ベンチ・腰掛けで、皆に優しい街づくりを

先月(2017年9月)の県議会・本会議で「道路をはじめ、街のいたる所に腰掛け=ベンチがあることを、街づくりの指標にして欲しい」と知事に訴えました。

仮設住宅の「縁台」が活躍

ベンチを活かした街づくりは私が進めたい施策の1つ。きっかけは東日本大震災のとき。完成直後の仮設住宅を訪問した際、敷地内に腰掛ける場所がないことに気付きました。これでは「年配者は外に出ないで、引き籠ってしまう」と考え、戸塚の工務店に相談すると、すぐに沢山の「縁台」を設置してくれました。日々多くの方々がそこに腰掛け、談笑したり、愚痴を言い合ったり、縁台がコミュニティーの潤滑剤に。それを地元TV局が取材に来て、この縁台が紹介され、各地の仮設住宅にもベンチが設置されました。

ご高齢者の外出時、ベンチがあると利便性は増します。県は健康長寿を目指していますが、一歩外に出たら、思いのほか腰掛ける場所が無いのです。外出時、気軽に腰掛けられる場所があるのと、無いのとでは、外歩きのモチベーションは大きく違ってきます。それは、障がい者や、子育て中のお母さんも同様です。

「神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例」の「道路の整備基準」には、ベンチ=腰掛けの記載が一切ありません。家を出たら最後、公園や一部のバス停が無い限り、目的地につくまでは、休むことが許されない道路整備なのです。これは人に優しくありません。ベンチは歩道に「これでもか」というくらい設置されていて丁度いいのです。

知事は概ね同意してくださり、今後、道路へのベンチ設置を、条例のガイドラインへ位置づけるよう関係機関と調整する、との答弁。

私からは「ベンチ設置率」を「街づくりの指標」にするよう、要望しました。

関連リンク

2011年7月20日/花と縁台(ベンチ)が街中にあふれる戸塚を創りたい

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