本気で児童生徒を守れ、「公教育の復権」へ
本気で児童生徒を守れ、「公教育の復権」へ
本紙面・前号に続き、文教常任委員会での質疑・発言を報告します。
学校現場は今、多難と言わざるを得ません。例えば不登校の問題。本県の公立小中学校では、平成26年度の不登校児童生徒数は児童2443人・生徒6920人で、それぞれ前年度より増加。これだけ多くの子供たちが、義務教育の学校に通えないでいるのです。
不登校の要因は学校・家庭・本人など様々ですが、その責任をすべて学校現場に背負わせていいのだろうか?と考えます。
その昔、「先生」は怖い存在であり、同時に尊敬されていました。しかし今は、「厳しく叱ることすらままならない」という立場。これで十分な指導力を発揮出来るのか、本音で議論する必要性を感じます。
建前論からの脱却
不登校以外にも、いじめや暴力、学級崩壊、クレーマーと問題は多発していますが、その解決策は建前論的な「対症療法」の積み重ねに感じます。あげく、問題は拡大し続けたのです。
本気で子供たちを守るには、本音で根本原因を追究する「原因療法」に方向転換すべきです。いわば原点回帰です。以上、このように今回は主張。さらに今後も、徹底的に取り組みます。
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