犬猫「命つなぐ率100%」継続のため、保護ボランティアの活動実績公表を

犬猫「命つなぐ率100%」継続のため、保護ボランティアの活動実績公表を

北井提案により本県では犬猫の殺処分ゼロ(北井は「命つなぐ率100%」の表現を提唱)を達成。その継続的な取組みは全国的に注目されています。これは、県動物保護センターから犬猫を引き出す等の保護活動を行うボランティア団体の多大な尽力の賜物です。

寄付募る団体は多数存在

このボランティアによる活動は寄付金等が重要な運営資金ですが、「殺処分ゼロ」をキャッチフレーズにして県内で寄付を募る県内外の団体が多数存在します。そして一部の団体には、神奈川県民からも多額の寄付金が集まっていると聞き及びます。しかし、それらの団体のすべてが、本県の「ゼロ」に貢献している訳ではないかもしれませんし、貢献度の濃淡もあります。

私は、本県の「ゼロ」に協力したい思いで寄付する神奈川県民が、これまでの各ボランティア団体等の活動実績を知ることは重要なことである、と考えます。

正当な評価と寄付を

そこで、「各ボランティア団体等が県動物保護センターから引き出し、保護した犬猫の頭数を公表せよ」という趣旨の質問趣意書を年末議会で提出しました。

これに対し、県当局は「当面、公表はしないが、県民にボランティアの活動を知ってもらうための公表のあり方については検討する」と答弁しました。

もちろん、頭数だけで貢献度は量れません。動物の老若・年齢や傷疾病の有無、大型犬か小型犬かによっても負担は異なります。それ以外でも、お世話的な各種活動も必要です。それらの内容を、寄付者側から判定出来る仕組みが必要です。

今後の「ゼロ継続」のためにも、各ボランティア団体等が、県民から正当な評価と寄付を受けられるよう取り組んで参ります。

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