豪雨への備え〜戸塚の治水対策「金井地区の新遊水地整備を急げ」
豪雨への備え〜戸塚の治水対策
金井地区の新遊水地整備を急げ
西日本豪雨の被災者の皆様に御見舞いを申し上げます。そして洪水・土砂災害の脅威を、再認識させられる災害でした。
H15年度、私は初登壇で「都市河川の治水対策強化」を提言。H19年度は、スポーツ用地確保と治水対策を併せ持った「遊水地整備の促進」を質疑。グランド利用可能な遊水地用地を確保し、計画化させるのが狙いでした。そして当時は「柏尾川流域・大船駅〜戸塚駅周辺で用地調査に入る」との答弁を導きました。
その後、河川整備基準が強化され、県は現在、時間降雨量・概ね60mmに対応出来るよう、取り組んでいます。しかしH26年の台風18号では、柏尾川沿い約1万5千世帯に避難勧告が発令。そこで私は、治水対策を着実に進めるためH29年度は年間を通じ、この新規遊水地について質疑。担当課長からは「既存の金井遊水地に隣接する大規模工場の一部で遊水地を整備する。用地取得に着手し、確保出来た所で工事に入る」との回答を得ました。
横浜市との連携強化
しかし柏尾川水系で気掛かりなのは、戸塚駅周辺を含め、溢水しなくても水があふれること。河川に余裕があっても、ポンプが追いついかず、川に水を送れない状況もあります。これは横浜市の事業ですが、県の整備が進んでも、市の対応が遅れれば、効果は半減します。私は県にリーダーシップを十分に発揮し、市に強く「整備促進対策強化」と「戸塚駅よりも上流域での遊水地整備」を求めるよう迫りました。
治水対策は「時間とお金」が掛かります。行政の防災対策も一朝一夕には完了しません。ご自宅周辺のハザードマップと危険個所をご確認下さい。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。