災害時の共助、「財産と女性を守る」態勢を
災害時の共助、「財産と女性を守る」態勢を
3年前、タウンニュースの県政報告でお伝えした通り、大規模災害時には治安が悪化します。このことを私は、東日本大震災の現場で活動する地元消防団を通じて知りました。メディアが報じなかったため、全国的に認識されませんでしたし、神奈川県にも問題意識はありませんでした。
私は復帰直後の3年前、議会の質問趣意書で知事に対し、「災害発生時は治安が悪化するため、財産と女性を守る準備」が重要であると訴えました。有事の際の治安維持には、屈強な身体を持った各種スポーツ団体等との連携も有効的と指摘。さらにH28年度の決算特別委員会で再度、同趣旨の質疑を経て、県は「災害現場の治安対策」について、地域防犯力強化(地域連携モデル)事業として採用・予算化しました。
防災講演から実現へ
去年5月、某町内会で「東北での体験を話してくれ」とのことで、防災講演を引き受けました。東日本大震災のとき現地では、スーパーや量販店・ホームセンターなどが襲撃され、窃盗目的の家屋侵入は頻発し、長期間続きました。ライフラインとともに警察力も喪失したのです。特に夜間の治安悪化が深刻だったことと、女性を守らなければならないことを語り、その1カ月後には、同地区連合町内会の防災会議にもお招きいただきました。
そうして、踊場公園を中心としたエリアで「組織」が発足。私の所属する「戸塚区ソフトボール協会・第一支部」も、災害時の治安悪化対策に協力しよう、と確認し合ったところです。
現地現場主義の私は、警察行政とは別の視野・視点での「災害時の防犯講話」も行います。お気軽に呼びつけてください。
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