引き続き厚生常任委員会に所属

引き続き厚生常任委員会に所属

 無所属ひとり会派として、新たな任期4年間をスタートさせていただきました。

 改元があり、お祝いムードもございますが、私は「令和は厳しい時代になる」と考えます。なぜなら、本県も本格的な少子高齢社会に突入し、生産年齢人口が減ると同時に財政は、収入減・支出増が顕著になるからです。

 そのため生涯現役を目指した健康・医療・福祉・介護や、社会全体での子育て支援や青少年対策などの次世代育成が重要です。ゆえに今年度はこれらを審議する厚生常任委員会に前年度から引き続き所属しました。

まず障がい福祉を質疑

 さっそく先月から始まっている議会で、本県が進める「かながわグランドデザイン第3期実施計画」の23あるプロジェクトの一つ「障がい児・者」について質疑しました。

 具体的な数値目標を掲げる主要な取り組みは、「A・障がい児・者の生活を支えるサービス」、「B・障がい児・者をとりまく社会的障壁の排除」、「C・障がい及び障がい児・者に対する理解促進」の3つ。その中でも、Cの理解促進を強化せよ、と訴えました。

 「知ることは障がいを無くす」とも言われます。障がいという個性を知り、理解しなければ、生活を支えるサービスの充実も、社会的障壁の排除も、実現しないでしょう。逆に言うと、障がいへの理解が深まれば、おのずと福祉サービスは拡大し、社会参加は促されます。

 その他、ひきこもり対策や虐待防止策の推進、優しい街づくりへのバリアフリー条例の見直し、保険制度持続のための医療費抑制など、懸案事項に取り組みます。