ベンチで優しさ実感社会を
ベンチで優しさ実感社会を
昨年度の本紙でご報告した「ベンチ・腰掛けで、人に優しい街づくり」が進展しましたので、お知らせいたします。
「神奈川県みんなのバリアフリー街づくり条例」の「道路の整備基準」には、ベンチの記載がありません。これでは、歩行者が道路上で休むことの出来ない街づくりです。そこで昨年度、条例のガイドラインに「ベンチ設置」を位置づけるよう県議会・本会議で訴えました。それを受け今年度、県内市町村に対するベンチの設置状況の調査・ヒアリングが行われました。
本紙でのご報告の際には、「いたるところにベンチを設置して欲しい」というご意見を数多く頂戴しました。議会や行政が意をくむべきは、広く県民の意見・要望。来年度は、とりわけ障がい者や高齢者の団体から、道路へのベンチの必要性に意見を伺うよう要求。担当課長からは、しっかりと取り組む旨の答弁をもらいました。また同条例の道路へのベンチ設置の位置づけについても、検討を進める確認をしました。
ただし行政対応は時間が掛かります。今後は民間による個別設置も進め、地元・戸塚の皆さまの要望に応えてまいります。