あえて無所属を選択

あえて無所属を選択

 『無所属は質問時間が無いから仕事が出来ない』と、よく言われます。そこで、今期4年間の私の質問機会についてご報告いたします。

 本会議での登壇機会は1回で、極端に少ないのですが、そのことをカバーする「文書質問=質問趣意書」を出すことが可能です。回答は文書=答弁書で戻ります。私は今期7回活用しました。

 委員会は、常任・予算・決算の各委員会に任命され、委員会の開催ごとに出番は廻って来ます。質問時間は、構成委員数で均等割りされるため、神奈川県議会は無所属にも寛容です。また県行政も「的を射た提案・提言」をすれば、それを政策に反映させてくれます。

県民の意をくむ

 とは言え、数は力。たとえば、この4年間連続で県会議員のボーナスが増額された条例案には、大半が賛成する中、私は毎回反対。大勢に影響は与えられず悶々としながらも、組織より「県民の利益」を最優先という自分の考えを貫き、是々非々の対応が出来るのです。ゆえに無所属であっても、県民への不利益は最小限にとどまる、と判断します。よって、当面は無所属を続けます。